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肌のいちばん表面の部分を表皮といいます。表皮の上には、角質層という死んだ細胞の層があり、角質細胞は、約28日間かけて、垢となって脱落していきます。しかし、年齢とともに新しい細胞が生まれかわる期間、ターンオーバーの速度は遅くなり、その結果、角質層が厚くなっていきます。
角質層が厚くなると、くすみの直接の原因になるだけではなく、メイクノリが悪くなったり、毛穴のたるみをもたらします。また、いくらいい化粧品を肌にぬっても、肌表面に角質が溜まっていると、効果は発揮できません。
クレンジングと洗顔でしっかり、古い角質を落とすことこそ、ビューティーエイジングのはじまりです。
加齢肌のファーストサイン、シワの主な要因は乾燥です。そして、シワが深くなるとたるみになります。しかも、年齢とともに肌の表面の水分を維持する成分セラミドは、年々減少します。更に、表皮の下の部分、真皮の水分量は20代をピークに年々下降線をたどります。ビューティーエイジングを目指すのであれば、水分を補うだけではなく、水分を捕まえて逃さないこと、そして、水分と油分の両方による潤いケアが大切です。
表皮を支える真皮の約70%がコラーゲンとよばれる線維でできています。コラーゲン線維が年齢とともに弾力を失うことで、表皮を支え切れなくなり、シワとたるみの最大の原因となります。コラーゲンは、年齢とともに古くなり分解されます。そして、40代以降は、新しくつくられなくなり、なくなる一方です。また、網目状になっているコラーゲン線維を支えるエラスチン、真皮の水分を維持するヒアルロン酸も年齢とともに減少します。肌のハリと弾力を維持する3大成分は、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸です。
紫外線は、乾燥だけではなく、肌に大きなストレスをかけ、加齢の最大の要因といわれる活性酸素を発生させます。更に、紫外線は主にUVAとUVBの2種類があり、UVBは表皮に入りシミをつくり、UVAは真皮まで入り込み、コラーゲンを壊しシワをつくります。紫外線こそ、若美肌の最大の敵です。紫外線は、とにかく避けるべきです。
肌老化は、ずばり肌が酸化して「サビていくこと」です。ストレス、睡眠や食事など、不規則な生活が肌酸化の要因「活性酸素」を増やします。更に、年齢とともに、活性酸素を除去するコエンザイムQ10のような抗酸化成分が体内から減少することで、加齢のサインは更に進行するといわれています。
女性ホルモンのひとつであるエストロゲンは、コラーゲンを増やし、肌ツヤを増やすまさに美肌ホルモン。しかし、30代後半からエストロゲンの分泌量は一気に減ります。また、ストレスや不規則な生活を送っていると、急激に減ってしまいます。エストロゲンには、ダマスクローズなどのバラの香りやイソフラボンが有効といわれています。